目・瞳・愛の3つの愛をあなたに


50~60才から白内障発症することが多いです。手術するのは70代くらいから希望者が多くなります。
一番の原因は加齢によるもの。ただし、アトピーや糖尿病の方も若いうちから白内障を発症するケース有があります。
その他にも、先天白内障(は妊娠中に風疹にかかると産まれてくる子どもが白内障にかかっている)や目のけがなど目に強い衝撃があっても白内障を起こすことがあります。

勉強会内容

1.症状
白内障の症状としては、かすんで見える、まぶしい・明るいところで見えにくい、眼鏡があわなくなる、二重三重に見えるなどがあります。
メガネが合わなくなるとは、白内障になると近視が進み近くが見えやすくなることがあります。この点に関しては、老眼がなおったと勘違いされるケースもあるので上記症状があれば眼科に相談しましょう。

2.治療
現在の白内障の治療は基本的に手術となります。
白内障の点眼薬をお出しすることがありますが、これは進行を遅らせる効果があるだけで白内障が治るわけではありません。ちなみに、点眼薬は冷蔵保存不要(1本タイプ)が主流です。
手術の時期に関しては、患者様本人がしようと思った時で良いです。具体的には、日常生活に不自由がでたり、免許の更新が難しくなった時などに検討される方が多いです。とはいっても、少しずつ症状が進行していくので、かなり見えにくくなってから手術を検討される方もいらっしゃいます。手術可能年齢についてですが、90才でも100才でも手術は出来ます。ただし、十分から数十分じっとしていないといけないのでじっとしているのが難しくなっている場合、全身麻酔になる可能性があります。その点を考えると、元気なうちに手術をしておこうと考える方も少なくありません。
さて、白内障手術ですが、病院に行ってすぐ手術を行うわけではなくレンズの度数も含めて、事前に検査があります。希望の見え方などもその際にしっかりと相談しましょう。
白内障手術は日帰り、入院がありますがどちらでも手術内容は変わりません。
ただし、日帰りの場合は①通院できる人
②重篤な合併症がない人
③家族の協力が得られる人など条件有ります。
眼内レンズについては単焦点レンズと遠近両用レンズがありますが、遠近両用レンズについては公的病院では手術を行っておりません。また、遠近レンズは基本的に保険適応外なので40万~50万前後(片眼)がかかります。医療保険などの先進医療特約に入っていると補助が出るケース有りますので保険に入られている方は確認してみてもよいでしょう。眼内レンズは一度入れると基本的には取り除くことができません。遠近両用レンズは5~6%のかたは慣れない人がいるので医師とよく相談して眼内レンズを決めていきましょう。
一方、単焦点レンズは保険適応で5万~6万前後(片眼)で手術が可能です。※3割負担の場合
術後に関しては、翌日から仕事に行っていただくことが可能ですが、目をぶつけたりする可能性があるお仕事などは少し控えたほうがよいでしょう。

また、手術後は3ヶ月点眼が必要です。術後の感染や後発白内障を起こさないためにも忘れず点眼しましょう。
手術後はのメガネ処方ですが、術後視力が安定するまで1か月くらい時間を要することが多いのですぐの処方はあまりオススメしていません。ただ、日常生活に不自由があるようなら早目のメガネ処方をご案内しておりますので医師に相談してみてください。

実施日時

平成29年6月21日水曜日 13:30~14:30

患者さまからの質問

白内障術後またくもってきました、、、再度手術してもらえますか?
→手術後数か月から数年して数割の方に後発白内障という症状が発症します。
 手術の際にわざと残した後嚢という袋が濁ってくることがある為です。その際はレーザーでちらすと治ります。レーザー治療は入院の必要はありません。

白内障と緑内障の合併の場合手術はどうなりますか?
→白内障と緑内障の手術を合わせてすることが多いです。

白内障手術って見えるから怖いですよね?
→黒目のふちを数ミリ切開する手術ですが、強い光が当たった状態で上側の見えないところから器具が近づきますので基本的にはまぶしいだけで視覚的な恐怖はほぼないと言われています。

(点眼した後)どのくらい目を閉じたらよいですか?
→1分くらいです。

新聞を見たり、針に糸を通したりすることができません。眼圧は13mmHg、眼科にきて検査すると別に異常ないのは何故ですか?
→また改めて検査しましょう。

手術は片目だけずつするのですか?
→基本は片方ずつです。

両方近視で視力が悪いです。眼内レンズ度数はどうなるのでしょうか?
→良く見える方を優先して見えるように合わせます。

白内障の薬は、1本で11日分あると聞きましたが?
→1本100滴で、1日4回点眼すると計算すると、両眼で約12日分。使い方で早く減ることもあります。

患者さまアンケート

・何とか頑張ろうと思いました。ありがとうございました。
・白内障について大変よくわかりました。まだ手術までは不明ですが、いずれは手術を行うことになるでしょう。
・いい勉強をさせていただきました。
・糖尿病の勉強会にも参加したいです。