若者を中心に「急性内斜視」がふえています

2019年08月28日

若者を中心に短期間のうちに片方の目の瞳が内側に寄って左右の目の視線がずれる「急性内斜視」の患者が増えています。
片方の黒目が内側に向き、物が二重に見えるようになるのです。スマートフォン(スマホ)の長時間使用による影響が懸念されています。
目は近い距離のものを見る時、黒目が内側に寄る「輻輳(ふくそう)」という動きをします。
長時間に渡るスマホの利用は、その状態を固定してしまう恐れがあり、急性内斜視との関係が指摘されているようです。

一度斜視になってしまうと、もとに戻ることは難しいと言われています。そのため、あらかじめ正しいスマートフォンの使用をすることが大切です。

■予防するには以下のことに気を付けてください。
・スマホを長時間続けて使用するのを控える
・スマホの画面は目から30センチ以上はなす
・使用中も時々3~4メートル遠くを見る